福島県内屈指の観光スポットである会津若松市。
会津若松市は城下町として栄え、歴史的な観光名所が多くあります。
会津若松市近辺に数多くある観光名所を効率的に回るモデルコースを福島現地人がご紹介します。
なお、想定するシチュエーションは以下のとおりです。
- 1泊2日(午前中に到着し、翌日の夕方前ぐらいに出発を想定)→東京駅を8時に出れば11時前には到着します。
- 大型連休は人気の観光地はかなり混みます。そのため、変哲の無い普通の土日を想定しています。
会津若松市には鶴ヶ城(会津城)をはじめ歴史的観光名所が数多くありますが、そこから比較的アクセスがしやすい、喜多方市、下郷町へも行くルートを考えました。
参考にしていただけたら幸いです。
なお、日帰りプランも考えましたので、日帰りの方はこちらをご覧ください→(リンク:メンテナンス中)
目次
【1泊2日】会津若松市近辺モデルコース〜1日目〜
- 到着してレンタカーを借りる。
- (昼食)牛乳屋食堂でランチ。
- 下郷町観光名所巡りをする。※ここで昼食でも可。
- (夕食)会津のソウルフード、ソースカツ丼を食べる。
- 東山温泉に宿泊。至福のひとときを過ごす。
まず、到着したらレンタカーを借りる
会津若松駅にある駅レンタカーが最も近いです。
場所は改札を出たら左手に少し進むとあります。ご予約はこちらからどうぞ→JR駅レンタカーHP
※なお、駅からは「ハイカラさん」「あかべぇ」と言う名のレトロな市内の観光名所を周遊するバスが出ています。こちらは2日目に乗車します。
早速お昼ごはんを食べに行きます。
お昼ごはんおすすめ①牛乳屋食堂
まず、気になるのが牛乳屋食堂というネーミングです。
上の写真を見ていただくとわかるように、牛乳瓶(この写真ではフルーツジュース)とラーメン、ソースカツ丼という珍しい組み合わせです。
もともとは牛乳屋さんでしたが、近所の中国人に「支那そば」の作り方を教わり食堂をはじめると、「牛乳屋食堂」と呼ばれるようになりました。
あの全国チェーンの幸楽苑も会津発祥です。その会津ラーメンと、カツ丼、そして牛乳をご賞味ください。
なお、会津のラーメンの太縮れ麺で味付けはシンプルです。
会津の人は太縮れ麺好きが多く、県外に行くと細麺の多さに驚くほど地域に太麺が根ざしています。
また、この先の目的地(下郷町)への途中にあるのもポイントです。
下郷町観光名所巡り。
大内宿(会津若松駅から車で約45分)
茅葺き(かやぶき)屋根といえば岐阜県の白川郷が有名ですね。
規模は白川郷に劣りますが、一本の通り沿いに茅葺き屋根の建物が整然と立ち並び、まるで江戸時代にタイムスリップしたような風情を楽しむことができます。
注意:大型連休中は混雑します。タイミング次第では到着までに何時間もかかるということもあります。なるべく大型連休は避けるのが無難かもしれません。
※現地での所要時間1〜2時間
お昼ごはんおすすめ②ねぎそば
大内宿といったらねぎそばです。会津地方はそばも定評があり、地元の立派なねぎを箸の代わりにして食べます。
また、薬味としてねぎをかじりながら食べることができてしまうという、大内宿でしかできない経験です。
牛乳屋食堂も捨てがたいですが、ねぎそばも食べたいところ。欲張りさんはどちらも食べると言うのもありかもしれません。
塔のへつり(大内宿から車で約20分)
河食地形の奇形を呈する好例として、国の天然記念物に指定されている。
引用:Wikipedia
「へつり」とは会津方言で、川に迫った険しい断崖のことである。
このように、河食によって成された地形であり、その土地をつり橋を渡り自らの足で歩けてしまいます。
大内宿から非常にアクセスが良いので、合わせて行くのをおすすめします。
※現地での所要時間1時間
元祖煮込みソースカツ丼「なかじま」で夜ごはん
さて、下郷町で江戸にタイムスリップしたり、大自然を堪能したら、再び会津若松市内に戻ります。
塔のへつりから車で約40分。元祖煮込みソースカツ丼「なかじま」に行きます。
会津はソースカツ丼で有名。その中で、煮込みソースカツ丼の元祖である「なかじま」は特におすすめです。
2019年のゴールデンウィークは50人以上待ちが出ていたようです。福島に遊びに来た友人を連れて行こうと試みるも断念しました。やはり大型連休は避けたが良いかもしれません。
なお、普通の土日だと混雑しても許容範囲なことがほとんどです。
会津のソースカツ丼は激戦区で他にもおすすめしたいお店が多くあります。詳しくはこちらをご覧ください→(リンク先:メンテナンス中)
東山温泉に宿泊=最高の癒しがそこにあります。
「なかじま」から車で15分弱で到着する東山温泉に宿泊はいかがでしょうか。
あの新撰組副長の土方歳三も傷を癒しに入ったと言われている東山温泉。
土方歳三の壁画や、入ったと言われる岩風呂もあります。歴史を感じながら軽く散策し、お宿で最高の贅沢を堪能してください。
※夜ごはんをここで食べるのもありです。