お酒は美味しいですよね。
ビール大好きの筆者は、疲れた時にはゴクゴクと飲みたくなります。
そして、ビールを飲んで気分が良くなると、さらにトニックやサワー、そして日本酒へとどんどん飲み進めてしまいます。
でも、断酒はした方が良いです。
しかし、一体なぜお酒大好きな私が、断酒を薦めるのかというと、それには理由があります。
それは、断酒をすることでメリットがあるからです。
ただ、ここで言う断酒は禁酒とは異なります。禁酒は全くお酒を飲まないことです。
ここでの断酒とは、毎日のお酒は辞めることです。
ほぼ毎日飲んでいるお酒を1週間に1回とか、3日に1回と減らすことをオススメします。
目次
断酒のメリット
※ここでの断酒とは上でも述べたように、全くお酒を飲まないようにする禁酒とは異なります。
断酒のメリットは以下のとおりです↓
- 身体にかかる負担が和らぐ
- 痩せる
- 今までお酒を飲んでいた時間を別のことに使える
- お酒代が浮く
- たまに飲むお酒がさらに美味しく感じる
では、これらのメリットを簡単に説明します。
身体にかかる負担が和らぐ
アルコールを摂取すると身体は毒が入ってきたと思い、まずアルコールの分解に向かいます。
そのため、疲れが取れずにアルコールだけ分解されてしまいます。
さらに、アルコールは脳内の「セロトニン」という気持ちを落ち着かせ、心を明るくしてくれる神経伝物質の量を減らしてしまいます。
セロトニンが減ると、不安感が増してしまいます。
お酒を飲んだ翌日に後悔することがあるのは、このセロトニンも影響していると言われています。
断酒をして気づいたことですが、久しぶりにお酒を飲んだ翌日は、気分が落ち込みやすく、やる気が出ないことが多いように感じます。そのため、ひとつひとつ行動に移るのが遅くなってしまいます。これは、お酒の副作用と私は感じております。
また、断酒をすると、身体が軽く感じられ、軽快な仕事ができるようになったと感じています。
痩せる
お酒をやめると痩せます。
身体の代謝に使われるはずだったエネルギーが、アルコールの分解に全力を尽くすためです。
そのため、アルコールをやめると痩せます。※もちろん食事の質にもよるので絶対痩せるとは言い切れません。食事もある程度気をつける必要はあります。
また、お酒が進むおつまみは塩分が高いものが多いです。
体内の塩分濃度が高くなると、バランスを取るべく身体に水分を多く蓄えるようになります。これはむくみの原因にもなります。お酒を飲んだ翌日にむくむのはこれが原因です。
お酒を断ち、おつまみも減ればむくみの解消にも繋がり、体重も自ずと落ちます。
今までお酒を飲んでいた時間を別のことに使える
お酒を飲んだら車を運転してはいけませんよね。
つまり、当たり前ですが、酔った状態では車の運転する能力はないということです。
これは、他のことにも言えます。
例として以下のようなことが挙げられます。
- お酒を飲んだから勉強できない
- お片づけやお掃除は明日に回す
- 酔っているから読書をしない(しても頭に入らない)
これはほんの一部の例ですが、多くの時間がお酒によって奪われてしまうことがわかります。
また、お掃除など作業も後回しになってしまったり、行動が遅れてしまいます。
もちろん、個人差はあると思いますが、どんなにお酒が強くても、車の運転は上手にできなくなります。つまり、酔っている状態では本当の能力を生かしきれません。
お酒を飲んでいた時間を有効活用するように心がけてはどうでしょうか?
お酒代が浮く
お酒は安い発泡酒1本でも100円します。それで終わればよっぽど経済的ですが、お酒は2本、3本と飲みたくなることもあります。
もし仮に、毎日100円の発泡酒を2本飲んだとすると、1ヶ月で大体6,000円。年間にすると72,000円です。
もし、飲む頻度を3日に1回になれば、約24,000円となります。
頻度を減らすことは、心身の影響を軽減するだけでなく、お財布への負担も軽減してくれます。
たまに飲むお酒がさらに美味しく感じる
毎日飲むお酒も美味しいですが、たまに飲むと特別感があってより美味しく感じるというものです。
また、飲む頻度が落ちるとアルコールの周りも多少良くなります(筆者体験による)
しかし、毎日飲むのが習慣となっていると1日お酒を断つのも辛いですよね。
ここまでは、断酒のメリットをお伝えしました。
次に、断酒のコツをお教えします。
断酒のコツ
断酒にはコツが存在します。
あくまで、筆者の進めるコツです。自分にあった方法で実践してみてください。
- コンビニに行かないようにする
- スーパーではお酒コーナーの近くを通らない
- 筋トレをしてメンタルを鍛えて酒を断つ
まず、上から説明します。
コンビニには行かないようにする
なぜコンビニに行かないようにするのがコツなのか。
それは、、、
コンビニに行くとお酒がすぐそこにあるからです。
美味しそうなおつまみもあります。そしていつでもキンキンに冷えているお酒が置いてあります。
お酒を買う予定がなくても、「今日は飲んでもいいかな」といつの間にかいい訳を作ってしまい買ってしまいます。
それを炭酸水に変えることができたら上出来ですが、お酒には中毒性があるので、思わず買ってしまうのは仕方がないことです。
そのため、極力夜のコンビニは避けるようにしましょう。
スーパーではお酒コーナーの近くを通らない
また、スーパーではお酒コーナーの近くを通らないというのも同じ理由です。飲む予定がなかったのに思わず手にとってしまうなどといった経験はありませんか?
なるべくお酒コーナーの近くを通らない、または視界に入れないなど工夫するとお酒を手に取らなくても済みます。
筋トレをしてメンタルを鍛える
これが断酒に繋がるにはちゃんとした理由があります。
筋トレをすると、身体のことを考えるようになります。そうすると自然と健康的な食事を意識するようになります。
また、筋トレは自分との戦いであり、メンタルも鍛えることができます。
つまり、メンタルが強くなる=お酒を断つことができるようになります。
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まとめ
お酒を飲むと、映画がより楽しく感じたり、音楽がより沁みたり。友人との会話が弾んだり、恋人とのスキンシップが増えたりと、いい効果も勿論あります。
筆者も旅行やキャンプ、フェスの時は必ずと言っていいほどお酒を飲みます。
お酒は毎日飲むのではなく、メリハリをつけて飲むのが健康的、精神的、経済的に良いです。
会社の飲み会も断る勇気を持って断るのも大事です。
ぜひ、皆さんも断酒をして、身体とこころの変化を感じ取ってみてください。